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夜~天宮邸~
今日も家でいつもの行為をした後、風呂に入り、体を念入りに洗ってから上がり、寝る。
いつもこの繰り返し
だが、今日は何かが違った
布団に寝転がっていると両腕と両目、両方の手のひらに凄まじい激痛が走る
忍「……ッツ!!」
時間が経つにつれて痛みはより一層増すばかり
そんな状況が1時間以上続いた後
意識が遠くなっていく、痛みによる気絶ではなく
何故か気絶しなければならない…という気がしたのだ
忍「ふぅ…」
気絶した
気がつけば黒い空間に立っていた、周りには何もない、まさに虚無の空間だ。
忍「ここは一体…」
しばらく考えた後
忍「意識の中か…夢って事はないし、何より痛みもあるし、五感全てが正常に機能している」
???「フフフ、流石ね…動揺しないなんてアンタが初めてだよ…」
忍「なんかようか?
こんなとこに呼び出したんだ、何かあんだろ?」
???「その洞察力に冷静さ、さらに態度まで…合格ね」
忍「何の話だ?」
???「アンタをここから出してあげる、
言い忘れてたわね、アタシの名前はキーラ、魔法使いよ」
忍「俺をここから出すだと…」
???「そうよ…その代わり力を目覚めさせて力試しをしないとね」
そういって俺の額に手を当てる
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