プロローグ

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学校に着いた香織は椅子に座る。 「ゲッ夢野がきちまったぜ、ってか来るなよな。」 その男子は言いながら鼻をかんだティシュを香織に向けて投げる。続いて他の男子達もやり始める。 一方女子達はその光景を見ながら笑ってる。 「おはよう!」 華とあみの挨拶が重なる。二人供香織の机を見る。机の周りにはゴミが散らばってる。 「皆!?何やってたの!?面白い事やってるなら私も混ぜてよ!」 あみはトビッキリの笑顔を見せた。 皆は『良いよ』と頷いた。 華は黙って香織の席に近付きゴミを拾う。 あみが何かを言おうとしたとき 「邪魔だから、これが此処にあると」 ゴミを拾い終わり捨てる。
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