プロローグ凶 育

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コバヤシ ライチは高3になって三ヶ月間たいした勉強もできず過ごしてしまった  周りは勉強しろといい  周りは勉強を始めていた たしかに結局はどうにかなるだろうという甘い心はあった 今一番欲しいものはヤル気だった 「やる気欲し~」 「うるせ‐勉強しろ」  コンノ タツヤは言う  部活も皆引退し俺達はいつも数人で放課後教室に残って勉強している 俺達は理系だが頭が悪い方でどこかの国立大学に運良く入れればいいと思っていた いや,,実際頭が悪いのは自分だけかもしれないが… 「・・・・。」 経済学部志望のイザワ タタルはイヤホンをして音楽聴きながら勉強しているので特に反応は無い 「今日はとりあえず帰るわ」  「今日もだろうが」 タツヤに何か言われたがライチはD組の教室から出た  「お!!コバチャンもう帰んの!?」 そこにいたのはガトウ コウイチ コウイチは自分達の中では一番頭が悪い だから人一倍先生のところへ通って頑張っている  「おう☆コウイチじゃあね」  「うい‐じゃぁね」 そしてライチは学校をあとにした。。。 校門を出たところでオガワアイカを見つけた  「アイカも帰るとこ?」 「そうだよ~ライチ君も?」 「おう…駅まで一緒に帰ろうよ」 自分の家と駅は若干方向がずれるがアイカと帰れるなら別にかまわないと思った  「ごめんね ローソン寄ってから帰るから じゃあね」 帰れずに今日も終わった。。。
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