16人が本棚に入れています
本棚に追加
/22ページ
「えっ!?そんなぁ...お願いです!どうか...どうか卒業式までいさせて下さい!」
初めて柴田さんが主張し懇願する。
だが...
「駄目です!これは私の意見...会の決定です!」
会場から拍手が起こる。
私は...拍手しない...
小さな反抗...
「わかりました...皆さん今まで参加させて下さって...ありがとうございました...」
柴田さんは丁寧にお辞儀をし部屋を出て行った。
私は...
「待って!!」
無意識に彼女を追い掛けていた。
最初のコメントを投稿しよう!