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｢ねぇねぇ､宮下くんって彼女いるの？｣
｢…お前､大地のこと好きなの？｣
昼休みのこと｡
私は慎吾を呼び出し､聞いた｡
慎吾なら同じ野球部で仲がいいからわかるかなって…
｢ちっ違う！ただ気になったの！｣
｢お前そんなタイプじゃないもんな！｣
私…恋愛するタイプじゃないのか…
｢で､大地に彼女いるかだっけ？アイツいないよ｡｣
｢マジ？！｣
私はでっかい声で叫んだ｡
｢声でかっ！いねぇよ！｣
｢ごめんごめん｡いないのかぁ…｡｣
私は上機嫌になった｡
積極的にいこっかな…
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