弐章「幼馴染み」

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結局良郎にあわぬまま俺は勇人に連れられ、家を後にした。 自分から家に来たくせに 勇人に手を引かれながら、良郎に会えなかったことに、少しホッとしてる自分がいた。 だってあの頃の俺とはもう違うから… ごめんな…良郎。 俺はもう…お前の幼馴染みだった”孝介“じゃないんだ… 願わくばあの頃の君に あの頃の俺に もう一度もどりたかった。 幼馴染みのあの頃に つづく
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