日常に一点の変化

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「メッチャ棒読みー」 南千はぷぅっと頬を膨らめ裕衣に言う。 そんな南千を見ながら裕衣はクスクスと笑った。 「早く席つけば?もう先生きちゃうよ」 「ありゃほんとだ。」 南千は自分の席につき、ボーっと窓の外を見ていた。 校庭には律がいた。 もうすぐでチャイムが鳴る。 遅刻しない為に走っているのだろう。 南千はそんな律を見ながら密かに笑っていた。 律の方も南千に気付いたようで、走りながらおもむろに携帯を取りだし、何かをしていた。 ~~~♪~♪ 南千の携帯が鳴った。 南千は慌ててマナーモードにし、メールを見た。 『さっきのことはそっくらそのままお前に返す!』
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