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司乃に噛まれた所は傷にはなっていないもののまだ、多少の窪みが残っていた。
南千はそれに気付き、首筋を手で被い「なんでもない」と言った。
「何でもなくねぇだろ…見せてみろよ。」
律は南千の首筋に手を伸ばす。
南千は律の手を払いのけ、こう言った。
「りっちゃんのエッチ。」
「はぁ!?」
「りっちゃんのむっつり~☆」
ふざけたふりをしながら南千は学校まで走っていった。
内心はかなりドキドキしていた。
(危なー絆創膏とかで隠した方がよかったかなぁ…)
一方むっつりと言われた律は…
「…南千…アイツ……」
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