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「白井さん、大変なことになってるんです!早く来てください!!」
風紀委員の同僚、初春飾利に呼び出しを受け、白井黒子は『セブンスミスト』前に来ていた。
白井の目に飛び込んできたものは、不良生徒と風紀委員の衝突。そう珍しいものではなかったが、あることに気づいた白井は驚いた。
「どうして彼らがあちらにいますの!?」
不良生徒側に、風紀委員の同僚が何人かいるのだ。慌てて初春に電話する。
「初春、一体どうなっているんですの?」
「判りません。突然こんな事に……どんどん増えているみたいです」
「増えて!?」
白井が衝突に視線を向けると、確かに横路から人が現れ、不良生徒側に加勢する。
「……元を絶つしかありませんわね」
白井は、目の前の衝突ではなく、不良達が集まっているであろう場所へ向かうことにした。
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