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??1「ここが………ここにいるのか………」
??2「間違いないです………早く探しましょう………彼らよりも早く………」
??1「………ああ………‥‥‥」
??3「ほらーーっ!!早くしないとおいてっちゃうぞーーーっ!!」
??4「まっ!まってよぉーーーっ!!」
†牡丹町†
ここは、首都より幾とか離れた平凡な町"牡丹町"
名前の由来は、時季となれば町中に牡丹が咲き乱れる為、それは、紅に染まる美しき花畑の様、
町は人でにぎわい、いつでも活気が絶えることはない、
そんな町の商店街を突き進む二人の影、
??3「ほら"テイタ"ーーっ!!早くしないと終わっちゃうよーーーっ!!!」
??4「む……無理だよーー…!!そんな速く走れ…ないよ………、」
??3「もーぅ!!男のクセにーー!!なっさけないぞーーー!!!」
前を走るのは、小学生くらいの女の子、黒髪の横ポニーテール、半袖のシャツにジャージを履いている、少女は商店街の人混みの中をスルスルと風の様にすり抜け進んで行く、
その後を追う様に、一人の男の子、茶髪のセミロング、ブカブカのYシャツにジーンズ、息を切らし、ふらついた足取りで少女の後を追い続ける、
??3「あーーーっ!!ほら!!"テイタ"がもたもたしてるから、"ラバドラ仮面ショー"終わっちゃったじゃーーん!!!」
??4「えーー!?僕のせいなの!?」
??3「あったりまえじゃない!!"テイタ"がもーーっと速く走れたら!!間に合ってたんだよ!!?」
??4「そ!?そんなぁーー!!?」
僕の名前は
『江藤定太(エフジテイタ)』、
小学三年生、
勉強は出来る方だけど、
運動はからっきし駄目なんだ、
趣味は本を読むことかな……
で、こっちの女の子が
『関新璃遊(セキアラ リユ)』、
おんなじ小学三年生、
幼稚園から友達で、
運動と喧嘩が得意で
僕より男っぽいんだ、
でも勉強は……ね………、
リユ「テイタ!!…ねぇ!!…聞いてるの!!?」
テイタ「……えっ!?なっ、何!!?
リユ「はぁ………、もういいよ………、
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