始まり

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イチと目が合う。 ゆっくりと立ち上がり、こっちに歩いてくる。 イ「久しぶりだな、元気そうじゃねぇか。」 僕「久しぶりだな、おもしろそうな学園生活になりそうだな」 そんな時、一中のキムがやってきた。 こいつはイチの兄弟分で、馬鹿力の大男だ。 キ「お前も進学組か。時田は俺とイチでもらうからよろしくな」 僕「まぁあせるなよキムゴリラ君」 カッとなったキムは僕の胸ぐらを掴みかかった。 教師達が飛んできて僕らを引き離した。 そんな入学式の始まりだった。 ただの始まりだった。 退屈な式が終ると同時に、大きな拍手と共に3年の岡地達が体育館外で待っていた。 岡地は地元の暴走族「邪鬼」の副総長。 僕達を暖く迎えてくれた。 岡「お前ら一年、誰が一番強いのかやってみろ」
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