8059 *2.君に有り難う

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9月9日。 俺は絶対に忘れない、記念しなきゃいけない日。   獄寺は素直じゃないから自分じゃ言わないけど、ツナから先に聞いていた俺はどっきりも兼ねてあいつの誕生日を祝ってやろうとツナと話し合った。 放課後にはツナの家で坊主やチビ達と一緒に盛大にパーティをする予定。俺のところの寿司も活躍するだろうし、当事者じゃない俺がうきうきと胸が踊る。 きっと獄寺はツナが祝うって聞いただけで感涙しそうだ。色々な意味で悔しいけど獄寺の慕う気持ちを崩したくないから嫉妬は我慢。   たまに嫉妬が爆発して獄寺に酷い事しちまうけどそれは別の話で。    
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