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1913年になると…ニコライ二世の周辺の相関図は、実に奇妙で理解のし難い状況になっていました。
ニコライはアンナ・タネーエヴァと関係を持ち…
そのアンナは皇后アレクサンドラと同性愛を続け…
しかも
この二人の女性たちはラスプーティンに愛情を注ぎ…
皇帝ニコライも、ラスプーティンから精神的支えを得ていました。
この当時、皇帝ニコライと皇后アレクサンドラは、家庭内別居とも言える状態にありました。
しかし、そんな関係にあっても…
この夫婦には精神的な結び付きがあったようです。
これは第一次世界大戦突入後の書簡のやりとりから証明されています。
この奇妙で奇怪な関係は、ラスプーティンが暗殺される1916年まで続く事になります。
※写真はアレクサンドラ
雑誌、ル・プティ・ジュルナル1894年11月号、表紙。
この時点での彼女はニコライの婚約者でした。
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