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皇帝自身はいかに大事件が起ころうと…
政務の合間を縫って狩猟に出かけたり…お茶や乗馬などの自分のしたい事をしていました。
これは革命の直前まで…改められる事なく、続けられています。
これはすなわち…皇帝自身の危機意識の欠如に他ならず…
自分の国が今現在どうなっているのか?
という最重要課題が全く把握されてなく…
結果、政治よりも自らのスケジュールを優先させるという…
国の非常時下の指導者にあるまじき行動をしてしまう訳です。
側近達も苦言や注意を促す事もなく…
ただ、皇帝のご機嫌を取るだけで…
皇帝ニコライ二世は、文字通り裸の王様と成り果ててました。
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