知らぬものと知ったもの

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マリは、急いで母のもとに行き、 「マリとユカは生まれなければよかったの?」 と尋ねた。 母はすかさず、 「そんなことないよ。マリもユカも大好きに決まってるじゃないの。」 マリは、それを聞いて泣きだしてしまった。 「本当だよね?」 「本当だよね?」 マリは何度も聞く。 母は、何が起こったのかわからずただマリを抱きしめ慰めるのであった。
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