望まれぬ双子

6/6
前へ
/169ページ
次へ
一方、姉のマリはそんなことはまったく知るはずがない。 もし、私の人生を変えたあの場所に、私でなくてマリがいたら私みたいになっていたかもしれない。 しかし、聞いてしまったのは私である。 次第に私は、マリが偽りの愛情に騙されているのをみてかわいそうに感じていくのであった。
/169ページ

最初のコメントを投稿しよう!

57人が本棚に入れています
本棚に追加