第三章

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そして放課後 グラウンドへ向かった隼斗達だったが、予想通り他に部員の姿は見当たらない。 「なぁ、誰もいないのに練習して意味あるの?」 「何言うてんねん 今日は練習なんかせーへんよ」 「はぁ!? じゃあ何するんだよ?」 「見てみー こんな状態のグラウンドで十分な練習なんか出来るかい! 今日はグラウンド整備や」 「二人でやるのか!?」 「当たり前やろ! ごちゃごちゃ言っとらんとはよやるで」 そうして隼斗達はグラウンド整備を始めた。 まずは雑草の除去。 ほぼ全体が草で覆われていて、とても今日1日で終わる気がしなかった。
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