第三章

9/10
9人が本棚に入れています
本棚に追加
/71ページ
「なっ、なんやて!?」 「入部するには入部届ってものが必要なんだよ 中学でも野球やってたならそれ位わかると思うんだがな」 確かにその通りだ。 隼斗達はまだ入部届を提出していない。 それどころか貰ってすらいない。 「まぁお前等のやる気は認めよう けどなくれぐれも調子に乗らん事だ 俺はお前等の様な熱血球児が大嫌いなんだ!」 そう言い残し先生は去っていった。 「1年、お前等野球部に入るのか?」 「えっ、ええまぁ」 「そうか 俺は部長の小山佳助だ うちは弱小チームだが、二人が入部してくれればそれなりにいい成績が残せそうだよ」 部長の後ろにいた二人も頷いている。 「まぁ先生はああ言っていたけど、これからも頑張ってくれよ」
/71ページ

最初のコメントを投稿しよう!