運命

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零「…恨んでないの?」 「何で?」 零「その…私、蓮の日常を変えちゃった。本当のこと知らない方がいいこともあるのに」 そんなこと考えてたのか… 「バカだな(笑)」 「何で!?」 「感謝してるって言ったろ? 俺が零を恨むわけないから。零が助けてくれなかったら俺はここにいなかったよ…」 零に一筋の涙が流れる。 「よかっ…た、私、ずっと心配で…」 (あ~あ、泣いちゃった) 「落ち着け。だからな、今度は俺がしっかりするから…。足手まといなんかになりたくない、零を…ずっと守っていきたい。それくらい強くなるから」 零は少し驚いた顔をしていた。しかし、白い肌はすぐ赤くなった。 零「あり…がとう」 (一先ず落ち着いたみたいだな(笑)) それにしても… 「作りすぎじゃね?」
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