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「災…厄?」
ハイル「そうだ。それがどんな形かわからぬが、今殺しておくのがベストというわけだ」
(こいつ!?イカれてやがる)
ハイル「さぁ…滅びるがいい」
手を振りかざす。
ハイル『消えろ。“ディストラクション”』
二人は動けなくなる。
そして突如身体に激痛が走る。
蓮,零「「うぁあっあァアアァア」」
ハイル「この術は貴様らが過去体験した痛みを蘇らせる。常人なら精神が壊れる程の激痛だ。」
蓮「うぅっ…」
指一つ動かせない。
身体が拒絶反応を示す。
(逃げないと…零は?)
隣を見る。
零は意識こそあるもの、白い目をして震えていた。
(クソッここまでか!?)
ハイル「…まだ睨む元気があるとはな。いいだろう、遊んでやる。」
その瞬間、ハイルが消えた。
いや、一瞬で目の前に移動していた。
蓮の頭をつかむ。
ハイル「さっきは身体的苦痛だったからな…。今度は精神に直接与えてやる。“負の記憶”」
(!?)
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