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「ヴィスタピア…世界の名前と同じなんだな」
零「1番最初からある国だからね。魔法の資質の習得だけならどこでもできると思うけど―――」
?
「何か問題でもあるのか?」
零「ううん、さっきの戦いで蓮は十分強かったし🎶」
「…こんなんじゃダメだろ」
零「本当だって!それにまだまだ旅はこれからだよ?」
その場しのぎおだてられた気がして、蓮は不機嫌な顔をする。
「そういえばどこ目指すんだ?」
零「とりあえずはさっきあげた国の中で1番近いとこ🎶」
(そんな適当でいいのかよ)
そう思ったが、無駄に遠い所に連れていかれるよりはマシだった。
零(さっきの動き、まだ昔の記憶を身体は覚えてるんだね)
そう静かに呟くと、零は複雑な表情を浮かべる。
「ん?どうかしたのか?」
そう聞かれると零は言葉に詰まり、焦って返す。
「なんでもないよ💦それより早く山抜けよ?😃」
…?
「あ、あぁ」
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