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“水符・アクエルチェイン”
声と同時に札が宙を舞う。
途端、札から水が噴出、敵に降り注ぐ!
「な、なんだ!?」
降り注いだ水は鎖のような泡になり、敵を捕縛する。
「大丈夫?ギリギリだったかな♪」
そこには今朝みた少女、零がいた。
「お前っ!
なんでここに!?」
零「それは…どうでもいいじゃない(笑)」
どうでもって…
「こいつらは何なんだ?
それにこの札は…」
いきなり襲われた理由も、助けてくれた意図もわからない。
「とりあえずここは危険だねぇ…。処理だけして安全な場所に移動ね♪」
そう言うと指をパチンと鳴らす。
すると捕縛していた泡が一斉に破裂する。
モンスターの姿は跡形もなく消えていた…。
零「じゃあとりあえず私の家に行こっか」
それだけ言うと今朝と同じようにスタスタ歩いて行く。
ただ今朝と違うこと、それは零は俺を呼んでくれてる。
待っててくれるんだ。
俺は真実が知りたい。
零に着いて行くことにした。
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