儚い夢の光

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儚い夢の光

昼間は飽きるほど眠いを連呼して 退屈な顔で時間を送るだけ なのに布団に入れば 眠れそうにない 禁断症状みたいに こうして虚ろな目で がらにもなく 携帯小説打って 自分の理想が 何だったかを知る 普段は昼間の光に紛れてる かきけされそうな 小さな光 この部屋を照らすにはちょうどいいくらい 邪魔にならないからきっと 邪魔にもならなくてそのまま 忘れられてしまう 思い出したら そっと闇夜に 光らせてあげよう 夢の光は 儚いから
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