幸福‐シアワセ‐

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  「奈津……」 そう僕の名前を呼んで。 そっと優しく、 抱いてくれる、恋人。 この恋人の温もりは、 相変わらず、 心地良いもの。 「奈津ぅ……」 「海、どうしたの? 今日はずいぶん、 甘えん坊だね……」 「んー」 恋人の髪を、 優しく撫でる。 自分より、 はるかに大きいのに。 甘えん坊さん。 そんなとこも、 愛しいのだけど。 .
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