第一話

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「プリンだプリンだぁ~♪」 モモタロスは喜んでプリンに噛り付いた。 「ええ香りやな!いただき!」 いつの間にか起きたキンタロスはカレーパスタに手を付けた。 「美味しい~♪」 リュウタロスはプリンを食べて頬っぺたを抑えた。 「これ案外美味しいよ!」 ウラタロスはカレーパスタをスルスル食べながら絶賛した。 「ナオミ、やっぱりお料理上手ねぇ~」 ハナも絶賛している。 「えへへ~ありがとう☆」 ナオミはお盆で口元を隠しながら喜んだ。 穏やかな頬えましい光景である。 スーッ 「私の食事はまだなのか?」 そう言って現れたのは、白い白鳥の姿のジークだった。後ろに腕組をしてドアのところに立っている。 「はいはーい!今持って行きまーす☆」 ナオミはジークの分を準備する。 「ケッ!偉そうに」 モモタロスは小声で愚痴をこぼした。 「何か言ったか?お供其の一」 ジークはモモタロスを見据えて言った。 「別に何でもねぇよ!」 モモタロスはそう言うとパスタを食べ出した。 「まぁ良い。私は腹が空いた。待っておるぞ。」 そう言うとジークはドアの向こうに消えた。 「今お持ちしまーす☆」 ナオミは準備を終えて、ジークの元へと向かった。
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