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「プリンだプリンだぁ~♪」
モモタロスは喜んでプリンに噛り付いた。
「ええ香りやな!いただき!」
いつの間にか起きたキンタロスはカレーパスタに手を付けた。
「美味しい~♪」
リュウタロスはプリンを食べて頬っぺたを抑えた。
「これ案外美味しいよ!」
ウラタロスはカレーパスタをスルスル食べながら絶賛した。
「ナオミ、やっぱりお料理上手ねぇ~」
ハナも絶賛している。
「えへへ~ありがとう☆」
ナオミはお盆で口元を隠しながら喜んだ。
穏やかな頬えましい光景である。
スーッ
「私の食事はまだなのか?」
そう言って現れたのは、白い白鳥の姿のジークだった。後ろに腕組をしてドアのところに立っている。
「はいはーい!今持って行きまーす☆」
ナオミはジークの分を準備する。
「ケッ!偉そうに」
モモタロスは小声で愚痴をこぼした。
「何か言ったか?お供其の一」
ジークはモモタロスを見据えて言った。
「別に何でもねぇよ!」
モモタロスはそう言うとパスタを食べ出した。
「まぁ良い。私は腹が空いた。待っておるぞ。」
そう言うとジークはドアの向こうに消えた。
「今お持ちしまーす☆」
ナオミは準備を終えて、ジークの元へと向かった。
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