―夢の中―

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何処かで見た風景。 何処だろう? なんか白く靄(モヤ)がかかってて、何も見えない。 見えているのは、 いつも行ってるbarがうっすら見えている。 あっ、もう少し見えてきた。 カウンターに誰か座っている。 男か女までは分からない。 barのカウンターに一人?俺かなぁ~? 誰だろう? おーい! おーい! 叫んでいるのに、振り向いてくれない。 なんか… なんか… 癒されるこの空気… 胸が高まるこの感触… 俺じゃないかも… 女性? わかんないなぁ~? もう少し靄(モヤ)が薄くなってくれればわかるのに… おーい! おーい! 何回も何回も叫び続けた。 その時、 胸がキュンっとなった。
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