―街のbar―

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確かに女の子は見た目年上に見えたりするからな~! 俺だけかなぁ。 話戻って、俺は少しの間、麻衣さんの顔に見とれてた。 麻衣がどうしたんですか? 何か付いてますか? と訪ねる。 慶明は、い、いや、可愛くて、綺麗だから、つい見とれて… (出たよ。ナンパの定番) 麻衣は、少し照れた顔で、そんな事ないです。 私、モテませんから… 慶明は、え~!ホントに~?でもさ、付き合った事はあるでしょ? 私、女子高だったし、今だって、出会いのある職場じゃなくて、少し硬い仕事してるから、出会いとかないんです。 へぇ~そんなんだ。どんな仕事してるの? 学校の事務です。 慶明はへぇ~なるほど。わかんない事もないけど、こうやって飲みに来れば、少しは出会いって言うか、ナンパとかされた事はあるでしょ? 私は、ナンパされた事ないんです。 なんか彼氏いるみたいに思われるみたいで。 そっかぁ。でもココで俺と出会えたのも、出会いじゃん。 嫌かもしれないけど…
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