―街のbar―

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そうですね。 私、土日が休みなんですけど、平日は無理ですよ。 わかった。 今度の土曜のあいてる? あいてますけど… それじゃぁ土曜の夜9:00にココで待ち合わせでいいかなぁ? 多分、大丈夫です。 それじゃぁ土曜ってことで、慶明は上機嫌でbarを出ていった。 彼女の戸惑いも気にせず… 慶明が帰った後、マスターが麻衣にこんな話をしだした。 慶明は女癖わるいよ。それでも、また逢いたい? 逢いたいって言うか、楽しかったし、別に付き合う訳じゃないので そう… まぁ 逢う時は気をつけてね。土曜はわたしは休みだから、アルバイトの子しかいないから、見張れないよ。 え…分りました。 あの…私、そろそろ帰りますので会計お願いします。 麻衣は、頭の中でいろんな事を考えながらそのbarから出ていった。 (私、初めて男の人にアドレス教えちゃった。どうしょう?次逢うのドキドキする。マスターが言った事も考えると…) 本当に会って大丈夫かなぁ? 麻衣は色々考えながら、駅の方へ歩いて行った。
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