短編小説集第⑥部

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吾が輩、こう見えてかなりの寂しがり屋の甘えん坊。      誰も居ないなんて状況は耐えられないのである。     だから、母親や妹の居なくなった今、マー君に甘える他に寂しさを紛らわすすべはなかった。     そして車と言う乗り物に乗せられ、走る事30分。     ある家に着いた。     ここが吾が輩の新たな住まいとなる所であった。
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