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マー君は吾が輩に恐くないよと何度も言って優しくシャワーをかけてくれたが、恐いものは恐いから仕方ないのである。
風呂から出るとマー君は吾が輩を念入りに拭いてくれてドライヤーなる物で吾が輩を乾かそうとしていたが、吾が輩ドライヤーなる物も恐くて仕方がないのである。
一難去ってまた一難とはこの事だと思った。
マー君は吾が輩の気持ちを知ってかどうか、ドライヤーなる物で吾が輩を乾かしたのはこの1回だけであった。
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