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[悲しみを乗り越えて]
今まで僕は、魂が救われるのならと倒してきた。
けど、僕に力がないから…僕に力があればたくさんのAkumaを倒せる…そして、たくさんの人を助けられるのに。
「アレン、こんなとこでなにしてるさ?」
とそっと後ろから抱きしめた。
「ラビこそどうしたんですか?」
「俺は、アレンの温もりがなくて、眠れないんさ。でアレンは何してたんさ?」
優しくつぶやく声に泣きそうだ。
「僕は…考え事をしてました。」
「考え事?」
「……はい」
アレンは、俯きながら答えた。
「僕は、いろんなAkumaを倒してきました。けど…僕の力が足りなくて、救えなかった命もたくさんあって。ナレイン、イレイガー元帥、看護士のサラさんやファインダーの人達を守れませんでした。」
アレンの背中は、今にでも消えてしまいそうだった。
ラビは、消えてしまわないようによりいっそうに力を込めた。
「なぁアレン、本当に自分の力だけで、救えると思ってるのか?」
「え?」
「俺達は、一人で戦うことができない。1人で、戦ったところでたかがしれてる。仲間という掛け替えのない…大切にしたい人がいるから強くなれるんさ。」
「…ラビ」
(ニコ)「それにアレンは十分強いさ!なんったて俺が認めたんだからwww」
「…はい」
キレイ笑った顔は、吸い込まれそうな笑顔に不覚にもみぼれてしまった。
「ラビ?どうしました?」
はっ!!
「な…何でもないさ(^^;)ただ…アレンに見とれてただけさ。」
「な…!!ラビのバカ!もう知りません。」
くすくすっ
「照れる必要ないさぁ~」
「いや、もう離して!」
「ダーメ。」
「ラビ!」
ちゅっ
「……………な!」
「アレン、ごちそうさん🎵」
と言って部屋に戻ったとさ。
プルプル………(((>_<)))💦
(ラビの…………バカー !)
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