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「ウヒィウヒヒヒィ」
D少年は深夜2時45分、
クラスメートの家に
忍び込もうとしていた!
その目的はイジメられたことに対する復讐である!
彼のターゲット、安田慶介は
D少年とは小学校も中学校も
一緒であった。
D少年が受けた屈辱の数は数知れない!
アホ・バカ・キモイなどと罵られることはもちろんのこと、
プロレス技の実験台され、
近所の池に突き落とされ、
女子の前でパンツを脱がされ、
今まで物を隠された回数は
400を超え、
内約130回は放課後まで探し内50回は結局最後まで見つからなかった!
ちなみに内252回先生に訴え先生になにもしてもらえなかった回数も252回だ!
仕事しようぜ先生!
ここにあげた例はD少年の受けたイジメの100分の1にも満たないぞ。
それは全国のいじめられっこ諸君も同じだよね?こんなとこ見てないと思うけどw
こんなヤンチャ、でなくイジメを繰り返していた安田であったが中学2年の終わりの方から
徐々にイジメル回数が減っていった。
安田に彼女ができたのだ。
もちろんその子はD少年が憧れ毎晩オカズにしていた
同じクラスの美少女だ。
いじめるより女の子とエッチしてた方が楽しいもんね。
中学にあがったとき
最早D少年をイジメるのは友達が少ない根暗なクラスメートだけであったが、
偉大なるD少年はそんな雑魚には興味がなく、愛しのマドンナを奪った安田だけが憎かった!
ただ安田がいなくてもD少年が彼女を得る可能性は全くの0だった。
その理由は後にに話すが恐らく読者諸君のご想像通りの理由である。
D少年はじいちゃんの形見の
出刃包丁を背負って塀を華麗に飛び越え、安田家の壁を
ペタペタと某男のごとく這い上がった!
何故か?たぶん執念の力だ!
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