日本へ
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フランスにいた頃、忙しい両親の代わりに子供たちの面倒をみてくれたのが、祖母の弥生・レイスティアだった。 他の子供たちが好き勝手に遊びまわっている時も、サラは祖母の傍から離れることがなかった。 大好きなおばあちゃんの話を聞くのが、何よりもの楽しみ。 そして、その話の中によく出てくる日本という国に、次第に興味を持つようになったのだった。
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