初めての

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キスしながら、雅は器用に私の上着を脱がせていく。 首に、胸に、優しく触れる唇と…同じように雅の舌で体温が上昇する。 「っみ…っ」 「深雪…」 優しくほぐされる両方の胸。雅は何度も私の名前を呼ぶ。 熱い雅の手が、内腿へ這う。 反応する私を楽しむように、スカートを脱がせただけで、また至るとこへキスをする。 焦らされた私は、雅のほうへ顔をむけると、雅がそれに気づく。 「何」 「…ん…」 「言ってしまえば」 ―…言わせるつもりだ .
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