裏の話

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さすがに雅の友達、海音をまきこむ事はできなかった。 涼に事情を説明、協力をあおいだ。 三井の方はまったく行動も予測がつかず、倫子も海外に行っている。その為、雅に本当に頼るしかなかった …倫子を見つけて三井に会わせる事… 「雅くんがうちの店にきた時は驚いたけど…」 母親が好きな紅茶がおいしい店を選んで入る。 私の呟きに、母親は 「いいじゃない!深雪をあんなに想ってくれるなら、安心だわ」 そう上機嫌で車を降りた。 母親は契約の時の印象と、集めた情報から、三井との見合いより、雅との恋愛をのぞんだ。 「私はギリギリ犯罪にならないように情報集めたくらいよ」 .
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