一番大切なもの

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大学生になった俺はひたすら勉強し、ひたすら働いた 経営を学のに一番いい先生はやはり、自分の父親だと思った  くるみのおかげで、父さんとは仲良くなり、今では甘えられる位になっていた だが、やはりそんな父さんも、緑川グループのトップにたつ男 経営の話になると父親の顔ではなく、経営者としての厳しい顔をする まだ遊んでいる龍之介や隼人を羨ましく思う時もよくあった ずっと突っ走ってた訳じゃない 自分で決めたことだったが、少し逃げ出してしまった時があった くるみ、俺はおまえに会いに何度か大学にいったんだ
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