一番大切なもの

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「くるみ~」 大学の食堂で、くるみは、一人の女性に声をかけられる 「あ!瑞希さん」 くるみと瑞希は半年前から知り合っていた ーそれは半年前の出来事ー 図書室にて、くるみが調べものをしていた時、勢いよく走ってきた女がいた 図書室にはくるみ以外誰もいなくて、1人で驚いた顔をしていると 女はくるみに近づき、頼みごとをしてきた 「お願いかくまって」 そういうと女は、テーブルの下に隠れた 「え?なんなんですか?」 「お願い、男においかけられてるの!かくまって」 わけがわからないまま、女を見ていると、勢いよくドアをあける男が入ってきた 「おい!ここに胸のでかい女こなかったか?」 「え?あ、あの、、」 言葉につまっているとテーブルの下から足をツンツンとされ、しかたなく、女の言うことを聞いた 「いいえ、誰もきていません」 「あ、、そっか」 納得する男に安心したのもつかの間 くるみをじっくりとみる男 まさか、バレタのだろうか? 不安になりゴクリと生唾をのんだ
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