4/6
前へ
/72ページ
次へ
『臆愕 梟 本日を持ちまして本校白雅高等学校を 自主退学し、カナリゼアの[科学者]として 派遣される事になりました。 皆さんと学校生活ができてよかったです! ……ありがとうございました!!』 ちらほら啜り泣く声が聞こえる。 小学校から教えられていた監獄に友達が行ってしまうのだから。 「聞いてねぇぞ!!!」 体育館の左側から 聞き慣れた声が聞こえた。 『海兔……』 海兔「バッキャロー!! 何で何も言わなかったんだよ!!!」 ライカ「時間だ行くぞ」 俺の腕を持ち、引っ張りながら出口へ向かう。 海兔が皆を掻き分けて こっちに来てるのに!!    
/72ページ

最初のコメントを投稿しよう!

241人が本棚に入れています
本棚に追加