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『臆愕 梟
本日を持ちまして本校白雅高等学校を
自主退学し、カナリゼアの[科学者]として
派遣される事になりました。
皆さんと学校生活ができてよかったです!
……ありがとうございました!!』
ちらほら啜り泣く声が聞こえる。
小学校から教えられていた監獄に友達が行ってしまうのだから。
「聞いてねぇぞ!!!」
体育館の左側から
聞き慣れた声が聞こえた。
『海兔……』
海兔「バッキャロー!!
何で何も言わなかったんだよ!!!」
ライカ「時間だ行くぞ」
俺の腕を持ち、引っ張りながら出口へ向かう。
海兔が皆を掻き分けて
こっちに来てるのに!!
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