241人が本棚に入れています
本棚に追加
「……何で梟はカナリゼアに行かなければならないんですか」
静かに重い口を開けた青年は梟の左手を強く握り締めた。
ただ何も言わずに俺は顔を俯す。
「この子に才能が潜んでいると判断したからです」
リガル「………保護者からの承諾…サインは、貰っています………」
『保護者って?』
おかしい。
両親は……事故で死んで、親戚なんかいないから今横にいる兄貴だけの筈。
「お前らの「ライカ……」………
まぁとにかくいるんだよ」
最初のコメントを投稿しよう!