芸術コンビニ

新アルバイター

サソリ
『……………遅ぇ……』

チッ チッ チッ チッ（秒針の音）

サソリ
『……………遅ぇ！！』

バン！！（机を思いっきり叩く音）

まだ面接時間まで10分あるのだが彼は短気ゆえ、待ってられなかった

サソリ
『あ～…苛々する…
俺をこんなに待たせやがって、どんな神経してやがる

だいたい約束の時間の30分くらい前には来るもんだろ普通』

彼は人を待つのが大嫌いなのである

ウィーン（自動ドアの音）

デイダラ
『こんにちはー！面接しに来ましたーうん』

サソリ
『遅ぇ！！！！』

デイダラ
『えぇ！？スミマセ…ってまだ面接時間の10分前じゃないですか！オイラ早く来たほうだと思うんですけど！うん』

サソリ
『うるせー…大体待ち合わせってのは30分前には来るのが常識だろが…』

デイダラ
『そりゃ待ち合わせの話ですよねー？？
これ面接じゃないですかーうん』

サソリ
『るせー！ガキが口答えすんな！
いいからとっとと面接始めるから俺の質問に正直に答えやがれ！！』

デイダラ
『ガキって…オイラよりチビだし同い年くらいだろーうん…
あーぁ…座ればいいんでしょ～早く質問してくださいよ』

サソリ
『誰がチビだ…あ？💢
まったく…こんな態度の悪ぃ糞ガキは初めてだな💢』

デイダラ
『オイラもこんな態度の悪ぃ店員初めてだよ…うん』