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そして…
香『だから怒った男の人が恐いの…さっきすごく恐くて、思い出して…』
僕『そうなんだぁ…』
と会話をしていたら、香に変化が。
体を丸めて自分の指をしゃぶっている。僕は何が起きたのかわからなかった。
僕『香どうしたの?』
香『誰?』
僕『えっ!?』
一瞬だけど僕の時間が止まった。
僕『何してるの?』
香『こうしていると安全だから。あかちゃんは何も考えなくていいから。』
僕はどうしていいかわからず、ただ香を抱きしめることしかできなかった。
僕が香を支えなきゃ。守ってあげなきゃ。
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