5章 衝撃

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そして… 香『だから怒った男の人が恐いの…さっきすごく恐くて、思い出して…』 僕『そうなんだぁ…』 と会話をしていたら、香に変化が。 体を丸めて自分の指をしゃぶっている。僕は何が起きたのかわからなかった。 僕『香どうしたの?』 香『誰?』 僕『えっ!?』 一瞬だけど僕の時間が止まった。 僕『何してるの?』 香『こうしていると安全だから。あかちゃんは何も考えなくていいから。』 僕はどうしていいかわからず、ただ香を抱きしめることしかできなかった。 僕が香を支えなきゃ。守ってあげなきゃ。
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