6章 終わり

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僕は専門を卒業する時期になっていた。 実は短大の通信をしながら専門に行っていた。卒業後の進路は大学に編入学することに決めた。 香がいる地元の大学にした。高校のときに受けた大学でもあったが、なんとか入学できた。 香と遊ぶためにバイトも始めた。その分会う時間は少なくなったが、会う時は少しでも長く一緒にいた。 香は三年間の専門なので、まだ学校に通っている。 帰りに一緒に帰ったり、学生の時間を有意義に使った。 夏休み前に僕は、香との時間がほしいからバイトを辞めた。 僕はその頃、なんとなく胸騒ぎを感じていた。
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