6章 終わり

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僕はそうしないと壊れてしまうような気がしたから…夏休みだったし学校もない。最悪だった… お互い好きなのになんで別れないといけないの?いろんな考えが、僕の心を支配していた。 だけど、香を憎む気持ちは全くなかった。 そして3ヵ月くらい過ぎたある日、香がバイトを始めたことを友達から聞かされた。そこは馴染みのカラオケ屋だった。 いつも通る道だったので、自然と香の車を捜す僕がいた…会いたい…顔がみたい… そんなことできるはずがなかった。好きな人を困らせたくない。僕が我慢しなきゃ…いい友達にならなくちゃ…
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