7章 再び

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時間は戻らないし、止まることはない。 タイムマシンがあるならば…神様どうかお願いします… 香との思い出と一緒に、そんなことを考える。 あの時僕が話さなければ…なんてことも考えたりした。でも、本当に好きだったから話したんだ。 後悔はしてない… だんだんといつもの僕に戻っていく。考えなくなる時間も多くなっていった。 冷静になれてきたのだろうか? 時間が癒してくれるって、本当なのかはわからない。ただ気持ちを抑えていたのかもしれない。 香のことは好きだけど、前に進まなきゃ。好きになる気持ちを教えてくれたんだから。
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