パルフィーユの森

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昔むかし――…‥ 東の森・パルフィーユの森にたくさんの魔法使いと魔女が住んでいました。 豊かなその森に人間たちと楽しく暮らすその光景に、僕はとても嬉しく思った。 毎日が幸せで、何事も無く暮らして来た。 しかし、ある日西の森に住む ウェイテルの森に悪い魔女と魔法使いが居た。 幸せそうに暮らしているパルフィーユの森にその魔女がやって来た。 森に居た人間と魔法使いたちが 殺されていった‥…。 そして魔女は言った 「魔法使いなら魔法使いらしく 人間を殺し、その肉を喰うのだ!」 あまりにも残酷で、酷いことばかりするその魔女に、一人の少年が立ち上がった。 魔女を誘き出し、その少年の思うままとなった。魔女の心臓を鋭い剣で貫いたその時、魔女は笑った。 「バカめ。私が殺されることなど分かっていたこと!! 私はこれがしたかったのだっ!!」 魔女は呪文を唱えている少年に恐ろしい呪いを架けた‥ 「永遠と言う名の〝孤独〟」を 彼に架けた。  
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