パルフィーユの森

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少年は声を出そうと叫ぼうとした しかし、魔女の呪いに架った少年は気付いた。 「声が出ない‥いや、無くされてしまった」ということに‥ 「お前はその呪いに架ったことで死ぬことも出来ぬ。 永遠にこの森で過ごすのだ! しかし、一人でずっと居ても寂しかろう。お前にはもう一つの呪いを架けてやる‥」 魔女がそう言った時、少年の左腕に焼き付けた。 その呪いは永遠にその少年の胸に刻まれた。 その呪いは魔法使いにしかわからない呪い‥… 彼は待っている。 東の森、パルフィーユの森で‥ 人が来るのを何年も‥‥…  
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