-昼-

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 《青い空・白い雲爽やかな朝》なぁーんてものは、私にとっては苦痛でしかない。 リュウカ『ねぇむぅ~』 ミキ『リュウちゃん今日も眠そうだね』 私の隣の席の美紀は、いつも元気なスポーツ少女。私みたいな低血圧女と一緒にいると、きっと余計に明るくみえるだろう。 ミキ『ほらほら!!テンション上げてこうよ♪ 今日は身体測定で終りだから早く帰れるよ☆』 リュウカ『うわー、さらにテンション下がるわ』 ミキ『ふふふっまた身長伸びてるかもねww』 私の名前は大河龍華、イカツイ名前にピッタリの男顔負けの凛々しい顔立ち、くわえてスラリと伸びた足、がっしりした体つき…… 神様はきっと私にアソコを取り付けるのを忘れたのだろう。 ミキ『リュウちゃん、着替えないの?』 いつの間にか朝のHRは終わっていた。 チャッチャと着替えをすまして美紀と一緒に移動した。
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