僕は君にはなれない

今があれば‥

僕が目を覚ますと、君の姿はなかった。耳を澄ましても目を凝らしても、君を見つける事は出来ない。
探そうとする気も無い僕は再び目を瞑った。

外はきっと暖かい春の風が吹いているに違いない。