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僕は、君の家に殴り込みに行ったんだ。
僕の姿を見て君はため息を漏らしたよね。
知ってるよ。君や、君の旦那さんが思うよりずっと‥‥。
浅はかな小僧。
でもね、僕はそんな常識外れな事をして君の本当の気持を知りたかった。そんな事しなくても君は僕のものだったのにね。
君は子供達に腕を差し出して「おいで」と一言言った。
駆け寄る息子と首を振る息子、それはほぼ同時に思えた。
僕は子供なんか要らないんだ。欲しいのは君だけで、君と一緒に暮らしていたいんだ。
確かに言ったよね?子供はどうでもいいと‥
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