プロローグ

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奈々はこのあとケータイを握りしめたまま。寝てしまった。 お昼に一度、メールが入っていた。 『奈々ー起きてる? 寝てるよね? 夕方に迎えに行くからちゃんと起きててね!! 志津子に聞いたらやっぱり今日だって! 』 あっという間に、夕方が迫っていた。 しかし起きる気配のない 奈々。よっぽど疲れてたんだろうか。 15時半過ぎに、遥は奈々の部屋前に立つ。 深呼吸して、玄関の呼び鈴を押す。
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